富士山古墳ーふじやまこふんー

県指定史跡

茶臼山古墳と同様に、北から延びる丘陵の先端部に築かれた大円墳です。墳丘は二段に造られ、第一段平坦面が幅広くとられています。墳丘の直径が86m、高さが約12mあります。平成5年度に発掘調査が行われ、墳頂部から二棟の家形埴輪と翳形埴輪が出土しました。また墳丘の第一段平坦面では、馬形埴輪と人物埴輪からなる形象埴輪列が確認されました。家形埴輪は、高さが160cmを超える国内屈指の巨大埴輪です。円筒埴輪も七条のタガをもち、高さが1mを上回る県内最大の埴輪であることが確認されました。

所在地

羽生田宇921 他

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