吾妻古墳ーあづまこふんー

国指定史跡

前方部を南に向けた前方後円墳で、全長128mの栃木県最大の古墳です。二段に造られた墳丘は、一段目の平坦部を幅広く造る特徴をもっています。この特徴は基壇と呼ばれ、この古墳以降に築かれる「みぶの古墳」を含む県南地域の古墳に引き継がれていきます。石室は、前方部の先端に巨大な一枚の凝灰岩と自然石を用いて造られています。大部分が古墳時代後期に造られた「壬生の古墳群」の仲では、最も古い時期の古墳と考えられています。

所在地

藤井宇吾妻1051-2 他

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