論語

10月の論語

今月の町役場で掲示している論語をご紹介します!
みなさんも、今月は毎日、以下の2つの論語を唱えてみてくださいね。

1.子の曰く、君子は和(わ)して同(どう)ぜず、小人(しょうじん)は同(どう)じて和(わ)せず。(子路第十三)
(意味)先生が言われた。「君子は人と協調・調和するが、安易に同調・雷同したりはしない。小人はその反対である。」

2.子の曰く、学びて思わざるときは則ち罔(くら)し。思いて学ばざるときは則ち殆(あやう)し。(為政第二)
(意味)先生が言われた。「師や書物から学ぶだけで自分で考えないと、はっきりとは理解できない。自分で考えるだけで他から学ばないと、独断や勘違いが起きやすく危険だ。」

●マメ知識
壬生町の論語は、「子の曰く」から始まります。「子」と「曰く」の間に「の」を入れるのがポイントなんですよ!この読み方は、壬生に論語教育をもたらした江戸時代の学者、伊藤仁斎(いとうじんさい)オリジナルの読み方なんです。
昔ら現在にかけて様々な人が論語の読み方、解釈をしています。色々な論語の本を読んで、読み方の違いを見つけてみるのも面白いですよ!

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